〇〇病院診療看護師(NP)のお勉強用

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【NP TAのMKSAP】多枝病変での冠動脈バイパスとPCI

 
<key point>
多血管性冠動脈疾患の患者は、冠動脈バイパス術と内科的治療のみとを比較すると、生存率が向上する。
 2020年代の虚血性心疾患の患者に対して中等症程度であればカテーテル治療を行わなくても、薬物療法を適切に行えば治療効果は変わらないと言う文献があった。しかし、当たり前だが、複雑性冠動脈疾患においては外科的治療の方が生存率を向上させるため、責任病変の評価と循環器内科、外科との適切な連携が必要であると感じた。
<コメントRI>
この辺は、ICUアルブミンみたいな感じで、非専門家にとってはよく分かっていないというのが正直な意見です。
以前は3枝イコールはCABGだと思っていましたが、そのうちPCIでもいけるという感じになり、やっぱりCABG(振り子なのか)の選択肢は常に挙がると思うので、外科との協議が必要なのだと感じました。
Patel MR, Calhoon JH, Dehmer G), et al. ACC/AATS/AHA/ASE/ASNC/SCAI/ SCCT/STS 2017 appropriate use criteria for coronary revascularization in patients with stable ischemic heart disease: a report of the American College of Cardiology Appropriate Use Criteria Task Force, American Association for Thoracic Surgery, American Heart Association, American Society of Echocardiography, American Society of Nuclear Cardiology, Society for Cardiovascular Angiography and Interventions, Society of Cardiovascular Computed Tomography, and Society of Thoracic Surgeons. J Am Coll Cardiol.
2017;69:2212-2241. [PMID: 28291663] do:10.1016/j.jacc.2017.02.001