〇〇病院診療看護師(NP)のお勉強用

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重症患者へのビタミンC投与は有害性となる可能性もある

https://journals.lww.com/ccmjournal/Fulltext/2023/08000/IV_Vitamin_C_in_Adults_With_Sepsis__A_Bayesian.16.aspx/?cid=eTOC+Issues.2021-ccmjournal-00003246-202308000-00000&rid=E_0000000002398164&TargetID=&EjpToken=jTA3KZ9Tvk5Ml5nI--DAqVKYzYyv0Ub9Mfo-1oZVijE9PNSf6wRU9GPInmSWGbE3jEl4hfUK&mkt_tok=NjgxLUZIRS00MjkAAAGM7nMlYzmekUQOZbXNtz7I_dkMmyVfPyr9dSyCKAm2koRGIB54ou1N9ptaBwOh6i07PgBqmogmCtOa87nPuI-b4CM1EeSO9xwHcOsw14oM7aVAlNzYtec

 

ビタミンCは以下の論文で一躍脚光を浴びました

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27940189/

しかし、以下の論文で否定されました

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2759414

結局は、水様性ビタミンは害にならないというのは嘘かもしれなくて、もう少しちゃんと考える必要があるのかもしれません

 

以下ChatGPT

この研究は、ビタミンCが28日間の死亡または持続的な臓器機能障害に有害な効果を示した「Lessening Organ Dysfunction with Vitamin Cトライアル」の事後のベイズ再分析を行ったものです。

研究デザインは、無作為化プラセボ対照試験のベイズ再分析です。

対象となるICUは35か所で、対象患者は確定または疑わしい感染、血管収縮薬のサポート、およびICU入院から24時間以内の成人です。

介入は、患者が体重1kgあたり50mgのビタミンCまたはプラセボを、最大96時間まで6時間ごとに受け取るように割り当てられました。

主な結果指標は、28日後の死亡または持続的な臓器機能障害(血管収縮薬の使用、侵襲的な機械的換気、または新しい腎臓置換療法)の複合でした。

ベイズ対数二項モデルを使用し、ホスピタルサイトのランダム効果とビタミンCの効果についての異なる情報を持つ先行信念を考慮して、意図治療集団(ビタミンC:435人、プラセボ:437人)におけるリスク比(RR)と95%信頼区間(Crl)を推定しました。

弱い中立事前分布を使用すると、ビタミンC割り当ての患者は28日後の死亡または持続的な臓器機能障害のリスクが高くなりました(RR 1.20、95%Crl 1.04–1.39、有害性の確率99%)。この効果は楽観的(RR 1.14、95%Crl 1.00–1.31、有害性の確率98%)および経験的(RR 1.09、95%Crl 0.97–1.22、有害性の確率92%)な事前分布を使用しても一貫して見られました。

また、ビタミンC割り当ての患者は、弱い中立事前分布(RR 1.17、95%Crl 0.98–1.40、有害性の確率96%)、楽観的(RR 1.10、95%Crl 0.94–1.30、有害性の確率88%)、および経験的(RR 1.05、95%Crl 0.92–1.19、有害性の確率76%)を使用しても、28日後の死亡リスクが高くなりました。

結論として、確定または疑わしい感染と血管収縮薬のサポートを受ける成人患者において、ビタミンCの使用は高い有害性の確率と関連しています。